貸し倉庫選びについて
倉庫と言いますと、保管というイメージがありますが、それがどんどん薄れてきているようです。
例えば、明治時代に創業した三菱倉庫では、当初は味噌、醤油、あるいは米や農作物など生産者が1年に1度か2度生産もしくは収穫したものを預かることが主な仕事だったそうです。
年間を通じて消費者に確実に提供するためにも保管機能が重要だったということです。
しかし、今ではこの保管機能の必要性が低下しているようです。

貸し倉庫業者選びのポイントを紹介しましょう。
優良トランクマークという国土交通省から優良と認定されたトランクルームに与えられるマークがありますから、これを基準にするのが良いかと思います。
建物・設備などから管理・運営面までさまざまな条件を満たした貸し倉庫業者に与えられものです。
マークの下には定温、定湿、防塵、防虫、防滋のうち、認定された性能も記載されることになります。
その貸し倉庫の機能や設備能力が判りますから参考になると思います。
倉庫業界の大手、三菱倉庫は大きく分けますと、物流と不動産業の2つの事業を行っています。
倉庫事業をはじめ港湾運送、国際輸送、そして不動産事業が主要な事業内容となっています。
物流事業では、120年の伝統を誇り世界中に関連会社を所有し、実績は日本の倉庫業界では首位となっています。
倉庫業が独立した企業として発展したのは、明治10年以降と言われています。
明治になって廃藩置県や物納の廃止に伴い米を中心とし貨物の扱いが大きく変わり、民間商人が大量の貨物を取り扱うようになりました。
これにより、蔵屋敷などの倉庫が民間に譲渡され、活用されるようになって現代の倉庫業の礎となりました。
全般的に倉庫業界が低迷傾向を続ける中で、倉庫の設備投資は増加傾向に転じる傾向にあるようです。
この動きの要因は倉庫業者や物流業者ではなく、物流施設投資に特化した不動産ファンドによる投資が活発化している影響だと言われています。
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