倉庫業界や倉庫の種類
倉庫業者の大きな機能は、倉庫という工場から出荷されたり輸入されたりした製品を小売店に輸送するまでの間、一時的に保管しておく、物流における重要な中継点となる施設を持ち、その施設のスペースと保管サービスを他の会社に提供することです。
また、スペースだけを他の会社に賃貸し、荷役や運送はその会社が独自に行う貸庫という不動産業のような形態もあります。
長引く景気低迷によって、各企業に在庫の圧縮や生産拠点を海外に移すなどの動きが見られますが、収益にも影響が出ており、倉庫業だけでは採算が取りづらい状況になっているようです。

運送業務なども含めた複合的サービスの提供をはじめとした事業の拡大が求められていくことになりますが、同時にここ数年で急速に需要が伸びているトランクルーム業、個人利用者向けのサービスに注力することも収益へつながると期待されています。
近年、運輸・倉庫業界では、長引く不況や産業界の動向の変化によってさまざまな問題に直面しています。
メーカー生産拠点の海外へのシフト、荷主の物流合理化などによって輸送量、保管量ともに減少の一途をたどっています。
このような貨物量の伸び悩みによる荷主の奪い合いによる過当競争に加え、規制緩和によって運輸・倉庫業界内での競争が激化してきています。
今後、事業者の再編、統合、そして淘汰が進むと予想されています。
トランクルームは、主に個人や企業に対して利用者の物品を預かる施設・サービスのことです。
主にトランクルームと呼ぶ場合は、倉庫業者が行うトランクルームと非倉庫業者が行うレンタル収納スペースの総称となっています。
物品を預かるサービスは倉庫業となりますが、国土交通省の登録を受けた倉庫業者が、倉庫業法で定められた施設設備基準を満たした倉庫で、倉庫管理主任者の下、利用者の物品を預かって安全かつ確実に保管するサービスです。
1887年開業の有限責任東京倉庫会社、現在の三菱倉庫株式会社ですが、三菱為替商店の倉敷業務を独立させた会社で日本の倉庫業の起源とされています。
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